看護師の仕事・非正規雇用

看護師という仕事

看護師という職業のイメージは、不規則な勤務、激務であること、精神的にもキツイなど、とにかく大変という言葉でしか言い表せないというイメージで、なかなか看護師の日常がどういうものなのかを理解できなかったのですが、大学病院に手術のために10日間ほど入院した経験を通じて、看護師という仕事が具体的にどんなものなのかの一端を垣間見ることが出来ました。

私が入院していたのは眼科病棟ですが、看護師は日勤が7時頃から16時頃までで、以降は夜勤というシフトでした。眼科病棟は入院患者数がおよそ40名前後でしたが、16時以降は看護師が2人で業務を行っていたようです。眼科だから夜間は少人数の看護師で対応できるという判断だと思いますが、夜間勤務をする看護師の人数を減らす、そして夜間勤務の時間を増やすことにより、夜勤の回数を減らし、不規則な勤務時間を解消しようとしているのかなあと感じました。実際入院してみて感じたのは、夜間に二人しかいないことによって何か困ったことが起きることはありませんでした。看護師も転職する人が多いと聞きます。私の知り合いの看護師もマイナビ看護師というサービスを利用して最近転職したという話をしていましたが、きつい職場は人不足となっているのが現状のようです。

見ていて特に大変なのだなあと感じたのが手術日でした。どうやら私が入院していた眼科病棟は、月・水・金の週3日手術日が設けられており、手術日になると手術を受ける患者の手術準備、手術室への送迎などで病棟全体がかなり慌ただしい空気になります。手術室へ向かうエレベーターの前には手術患者の列ができ、また比較的短時間で手術を終えて帰ってくる患者さんもいるので、その受入などで看護師さんは忙しそうに動き回っていました。このような状態が夜の9時前後まで続いており、看護師の勤務が多忙であることや責任の重大さを目の当たりにしました。

自身が感じたのは、術後の患者への対応が一番大変であることです。自分自身は全身麻酔で手術を受け、手術当日の夜はなかなか眠ることができないでいたのですが、看護師は夜間でもほぼ1時間に1回は様子を見に来てくれており、本当に頭が下がる思いがしました。仕事とはいえ、やはりこれだけ自分のことをケアしてもらったことには感謝してもしきれない気持ちになりました。

世間ではなかなか見過ごされていますが、病気を治すプロセスの中で看護師の果たす役割は、患者と接する時間が医師よりも長いという点で、医師よりも大きい部分があるのではないかと感じました。

アルバイトと派遣

アルバイトと言うと、短期間その会社で働く、正社員の元でパートとして働く、といったものが代表例ですが、最近はちょっと趣向が違うんですね。というのも、求人サイトを見ると、アルバイトと書かれていても、実は派遣労働(派遣アルバイト)というものが多いです。
サイトによってはほとんどが派遣ということもあります。そして派遣アルバイトの割合が年々増えています。

通常のアルバイトであれば、その会社で働く、こういった仕事をする、ということが応募時点で分かっているので、安心して働くことができ、作業効率も上がるのですが、派遣の場合、どこで働くのか、どんな仕事をするのか、ということが派遣登録をするまで分からないので、派遣で長く働く(派遣先を転々とする)という人向けの求人が増えていると言えます。

私は、短期間とか週3日程度、どこかでパートができればいいな、という感じで求人サイトを見ているので、この風潮には少し(かなり)困っています。派遣先企業は、パートの雇用を派遣会社に外注することで、一見、ラクになったと思っているようなのですが、
派遣労働者は派遣先の会社について詳しく知りませんのでトラブルになりがちです。派遣先で働くまでその内容がつかめないからです。

元々派遣労働は高度な専門職のみ認められていたのですが、単純労働にまで広げてしまったのが良かったのか、国会でも延々と議論となっています。私はやはり、以前のような直接雇用のアルバイトが好きなので、本当の意味でのアルバイトが増えることを期待したいです。